利根川 利根川花火大会動画
利根川
| 利根川 | |
|---|---|
| 水系 | 一級水系 利根川 |
| 種別 | 一級河川 |
| 延長 | 322 km |
| 平均流量 | 290.43 m³/s (栗橋観測所2001年平均値) |
| 流域面積 | 16,840 km² |
| 水源 | 大水上山(群馬県) |
| 水源の標高 | 約1,800 m |
| 河口・合流先 | 太平洋(茨城県・千葉県) |
| 流域 | 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・長野県・新潟県 |
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利根川(とねがわ)は、大水上山を水源として関東地方を北から東へ流れ、太平洋に注ぐ一級河川。一級水系であり、利根川水系の本流である。河川の規模は日本最大級であり、日本三大河川の一つ。首都圏の水源として国内の経済活動上重要な役割を果たしている。「坂東太郎(ばんどうたろう。“東国にある日本一の大河”)」の異名を持つ日本三大暴れ川の一つで、江戸時代初期に行われた河川改修である利根川東遷事業により、流路を変更された歴史を持つ。
地理[編集]


群馬県利根郡みなかみ町にある三国山脈の一つ、大水上山(標高1,840 m)にその源を発する。前橋市・高崎市付近まではおおむね南へと流れ、伊勢崎市・本庄市付近で烏川に合流後は、東に流路の向きを変えて群馬県・埼玉県境を流れる。江戸川を分流させた後はおおむね茨城県と千葉県の県境を流れ、茨城県神栖市と千葉県銚子市の境において太平洋(鹿島灘)へと注ぐ。江戸時代以前は大落(おおおとし)古利根川が本流の下流路で東京湾に注いだが、度重なる河川改修によって現在の流路となっている(後述)。流路延長は約322 kmで信濃川に次いで日本第2位、流域面積は約1万6840 km2で日本第1位であり、日本屈指の大河川といってよい。流域は神奈川県を除く関東地方一都五県のほか、烏川流域の一部が長野県佐久市にも架かっている[1][注 1]。河川法に基づく政令[2] により1965年(昭和40年)に指定された一級水系である。


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